佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)島田 洋七
徳間書店 刊
発売日 2004-01
いいですね 2008-04-05
昭広(洋七)が中学3年の運動会のとき、離れて暮らす母が初めて運動会を見に来てくれることになっていたが、当日、母の姿がなかなか確認できずやきもきしていた。マラソン競技がはじまり、昭広が先頭を走りながらどきどきしながら自宅前に近づくと、ちょうどそこに母がきていて、作者を呼んで手を振って応援していた!ここで二人が声を掛け合うシーンは感動的で泣けた(先導車の先生ともども)。
川の上流から流れてくるアウトレットな野菜を食料にし、その川を「スーパーマーケット」と呼んでしまうがばいばあちゃんに、貧乏をものともしない明るさを感じるし、また、磁石を引きずって鉄くずを集めながら歩く姿に、今の人には考えられない、生きるたくましさを感じた(『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』の「ついでにかせぐ」方式を思い出した)。
素朴でありながら、心に何かを残してくれる良書です。
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[ 2008/05/30 21:00 ]
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